2018年4月27日金曜日

不肖・三田登がモノ申す!(93)

党利党略の政治は支持されない

刻々と動く相関図。党利党略では国民に支持はされない
民進、希望両党が合流して、「国民民主党」と名乗るとのこと。

立憲民主党もあるので実に紛らわしい。経緯もややこしい。何度も説明図を見直さなければ飲みこめないのは、私の頭が悪いせいだけではないと思うのです。

「衆参両院議員を合わせ、野党第1党の立憲民主党を上回る、70~80人規模での旗揚げを目指す」(現在は計107人)としていますが無理な話。離反者が続出しています。

「それなら最初から分かれなければよかったじゃないか」という国民の声は実に健全な反応です。

衆院では、民進党12人のうち参加が確実なのは3人。細野豪志元環境相は無所属。野田、岡田氏らはどうするのか。参院でも、希望の3人全員が国民党に参加せず、希望分党後の別の新党に移る予定。いよいよ分かりにくい。

結局は、目線が国民不在の党利党略で動くからこうなる。自公とどこが違うというのか。ややこしい経緯だけでなく、今後の動きは、さらにややこしくなる。挙句の果て、新党が自公政権の補完勢力にならないことを「希望」します。

2018年4月24日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(92)

一日も早く安倍内閣総辞職・総選挙で国民の審判を!

中谷元・元防衛相が、TBSテレビの「時事放談」で、まともなこと?を言っているようですが

「(セクハラをめぐる問題について)非常に対応がお上意識で、国民をなめているようだ。誠実さを感じない」

「いまだに(森友学園の)書き換えの報告も明らかになっていない」「他の省でも、(加計学園問題では)証拠の文書が出てきているのに記憶にないと言う。このままでは国民は納得いかない」

そして、「巧詐不如拙誠(こうさはせっせいにしかず)」と、決め台詞。意味としては「巧みにごまかしたものは、拙くても誠意のあるものには及ばない」という中国戦国時代の思想家・韓非の言葉ですが、「富国強兵」の思想家だから防衛大卒、元防衛相としてはお好きだったのかも。なるほど、防衛相時代では、いつも国会答弁で野党の追及にシドロモドロ。自分としては「拙くても誠意がある」と、今更ながら弁明したかったのか。でもあんたが言ってもなあ…。もはや過去の人だし。

そして、もう一人、国民をなめている愚かな議員を追加。それは自民党の長尾敬衆院議員(大阪14区)。

22日、財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑を受け、黒い服の装いで抗議する野党の女性議員らについて「セクハラとは縁遠い方々」などとするツイッターの書き込みを削除して、あわてて謝罪。

ネット上に掲載した文章で「セクハラにあたるというご指摘を真摯に受け止める」と説明したとのこと。本当に、どいつもこいつも安倍政権下の政治家はダメな奴ばかり。

まあ、親分がダメな奴だから当然か。こうなれば一日も早く内閣総辞職・総選挙で国民の審判を仰ぐべきです。

写真上:過去の人、中谷氏 

写真下:愚かな人、長尾氏

2018年4月22日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(91)

嘘つき官僚の退職金は没収せよ!
どうしょうもないな…。こいつ。
「ふざけるな!」と言いたい。

やっと辞意を表明した、財務省の福田淳一事務次官。退職金はナント5,360万円とか。

目黒区の一等地に建てた豪邸に優雅に住み、被害者や国民に謝罪もせず居直っている。こんな輩に国民の血税を浪費しなければならないとは…。怒りしか感じないのは私だけでしょうか。

最初は全面否定していたのに「一部しかとってないでしょ」と、前言を取り消し。さらに「全体を見てくれと前から申し上げている」。嘘つけ!これまで全面否定しておいて今度は「全体を…」と、修正している。その一方で、辞める理由を「仕事にならなくなっているから」と、またまた嘘と責任転嫁。

こんな嘘つき・無責任官僚は退職金を没収するべきです。法的に無理なら辞退させるべき。一番いいのは懲戒免職。これなら退職金は不要。

そういえば、国税庁長官を辞任した、同期の佐川宣寿氏の退職金も約5,000万円。これも同様にすべきですが、あわせて1億円以上の血税をポイとドブに捨てたということ。

真面目な役人も少なくないと思うけれど、役人に甘い構造を変えなくてはダメ。もっとも、それを決めるのは役人。

官僚とは別世界?に生き、日々の生活にも苦しむ庶民の溜息はさらに続く…。

あっ、そうそう。麻生、安倍嘘つき閣僚の辞意表明はいつなんですかね。

2018年4月21日土曜日

不肖・三田登がモノ申す!(90)

もういい加減に観念したらどうか
動かぬ証拠
もういい加減に観念したらどうか。この言葉の相手は、すべて、嘘つき政治家へのものです。佐川前国税庁長官は言うに及ばず、健忘症・柳瀬唯夫元首相秘書官、セクハラ・福田淳一財務事務次官(容認発言の矢野官房長も同罪)、ガラ悪・麻生財務大臣、そして巨悪・安倍総理。全員が嘘つきです。もっといるかもしれません。

「加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県職員や、学園幹部らが2015年4月2日に官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会する予定を記した内閣府からのメールが見つかったと20日、文部科学省が発表した」とマスコミ報道。

柳瀬氏が獣医学部新設を「首相案件」と発言した決定的な証拠です。

野党は、麻生財務大臣の辞任を要求して国会審議に応じないと欠席。本日4月21日の朝日新聞朝刊では「国会空転」と一面報道。

また、「安倍さんでは戦えない」という自民党地方議員からの声が日増しに強まっているとか。支持率低下も、もはや続落は止まらないでしょう。「ゴールデンウイークが終わるころには国民は忘れるさ」という国民を舐めた安倍政権には「もういい加減に観念しろ!」と国民の力で引導を渡しましょう。

2018年4月18日水曜日

不肖・三田登がモノ申す!(89)

~9条改憲許すな!「森友・加計・日報」改ざん糾弾!~
「アベやめろ!」国会前行動に3万人の市民が怒りの結集!

規制線を突破して国会に突入する市民
去る4月14日に「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「未来のための公共」「Stand For Truth」「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」「 安倍9条改憲NO!全国市民アクション」などの呼びかけで国会前行動があり、第1部だけでも約3万人の市民が国会周辺に怒りの結集でした。

私も、八千代市民とともに参加。合流できただけでも17名の八千代市民が結集しました。というのも、一度でも参加した人なら分かりますが、国家・警察権力が意図的に道路規制をかけているのです。

参加者は1本の歩道を集会に留まる人と通行する人でごった返し。予定した合流地点に辿り着くのも大変。だって、この日も参加者は約3万人。歩道に追いやられているので、参加者が少なく見えます。これも国家・警察権力の姑息な策略でしょう。

集会では森友、加計、日報の3点セットにたいして、安倍インチキ政治に対する市民の怒りの発言が相次ぎました。
国会周辺に八千代市民も参上!
及ばずながら私めも…
立憲民主党の長妻昭代表代行は「森友、加計問題は1カ月あれば全部真相究明できる」と指摘。共産党の志位和夫委員長は「出すべきうみは首相自身ではないか」と批判。社民党の又市征治党首も「早急に安倍内閣を打倒する」と訴えていました。

この発言は、人が溢れている国会正門前の交差点でおこなわれていましたが、丁度その時に私は前を通過。警官が「早く通って!」と怒っていました。ふざけんなよ!お前らが道路規制するからだろう!わざと立ち止まって写真を撮りました。

もう、はっきりしました。安倍政権は早晩倒れる。間違いありません。でも、それは永田町の謀議の結果ではなく、国民の怒りの声で打倒するのがスジというものです。

なお、1部終了後に市民が国会正門前の規制線を突破して市民らが国会に向けなだれ込みました。まるで60年安保(経験してないけれど)さながらでした。なお、2部以降の参加者も含めると、参加者は、のべ5万人とも。

この数日後にはイラクPKO活動日報がさらに大量に「発見」。また、女性記者へのセクハラ発言問題を起こした財務省の福田淳一事務次官が18日夕、辞任を表明。もう、安倍政権は滅茶苦茶です。訪米してトランプと仲良く会談しても意味はありません。

安倍辞職、内閣解散、総選挙こそが意味のある日程ということでしょう。

2018年4月7日土曜日

なにやら四方山話(38)

~格差と貧困からの脱却を~
藤田孝典さんの講演を聞いてきました

 
夜間にもかかわらず会場には多くの参加者が。
講演する藤田さん。まだ35才の若さ。さらなる活躍が期待できます
藤田さんと。実は私とはフエイスブックつながり。
去る4月6日、千葉市民会館において、「反失業・反首切り・反合理化千葉県共闘会議」の主催で、「貧困世代への提言」をテーマに講演会があり、「下流老人」「貧困世代」などのベストセラー本で話題の藤田孝典さんの講演がありました。
 
藤田さんは聖学院大学准教授であり、「NPO・ほっとプラス」の代表理事としても活躍。机上ではなくホームレス巡回活動をしながら活動をしているだけに説得力があります。
 
主催側は「安倍政権は『働き方改革』と称して、労働者の思いと真逆の労働法制の改悪を目論んでいる。格差と貧困をなくして、人間らしく働き、生きていける社会の実現をめざそう」と挨拶。
 
藤田さんは「貧困世代への提言・社会の監獄に閉じ込められた若者たち」と題した講演。とても興味深い話ばかりでしたが、要約して印象的な部分だけ。

①日本の相対的貧困率は15.6%で、OECD加盟34か国で6番目に高い数値である。

②子どもの貧困率は13.9%で高水準。17才以下の子どもの6人に1人、300万人が貧困状態。

③ひとり親世帯は深刻で、相対的貧困率は50.8%。母子家庭に限ると82.7%が苦しい。2人に1人の子どもは貧困。

④「子どもの貧困対策の推進に関する法律」「生活困窮者自立支援法」は不十分。

⑤親と同居しなければ生きられない若者の増加(結婚もできない)。

⑥そもそも、貧困の原因は憲法25条(いまさら説明しません)の形骸化にある(国の責任)。

⑥は、実は冒頭での話。ここが最大ポイントであると思いました。藤田さんは著書の「貧困世代」の最終章で「社会構造を変えなければ貧困世代は決して救われない」と結論づけています。

要は「国の貧困」の問題なのだと思いました。日本は先進国であっても大事な部分で貧しいのだと。それを自己責任論や善意(たとえば子ども食堂の意義は大きいけれど)の問題に矮小化されてしまっていることが問題なのだと感じたのでした。

2018年4月1日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(88)

デモ規制・市民取り締まり条例=「東京都迷惑防止条例改悪」を許すな!

「賛成多数」で可決。見えませんが、右側も賛成起立が多数。
都庁前で市民が抗議の声!
市民らが作成したプラカード
すでに多くの批判の声が発信されていますが、都議会において、3月29日に「東京都迷惑防止条例改正案」が賛成多数で成立。従来から反対していたのは共産党のみで、なんと民進党都議4名も賛成。立憲民主党の西沢けいた都議のみ、会派の党議拘束に反して、立ち上がらず「反対」を表明しましたが、民進党は、あいかわらず、よく分からない政党です。

東京都議会は、みだりにうろつくことなどを加え、つきまとい行為の規制範囲を広げ、罰則も強化して7月1日から施行するとのこと。宇都宮健児弁護士は「国会で森友問題が騒がれているタイミングで、東京都はこっそりと条例改悪しようとしています。国会周辺のデモを取り締まりたい警察は取り締まる武器が必要であり、その武器が東京都迷惑防止条例改悪なのです」と警鐘を鳴らしています。

先日の朝日新聞の投稿欄「声」でも、「たとえば『うそつき』と政権を批判して、規制されないか。この改正により国会や官邸前、新宿や代々木公園でのデモが規制される危険性があるのではと危惧しています」「憲法が保障する思想、良心の自由、集会・結社、言論、表現の自由を侵害することにつながるのでは」と市民からの投稿が掲載されていました。

これからは、東京都に限定せずに各自治体に波及していくことは明らかです。今後、デモや抗議行動に、警察が恣意的判断で逮捕することが可能になるかもしれません。東京都の女アベ=小池百合子女帝の本性はすでに露呈。再選はないでししょう。そして暴走はさらに拍車がかかることでしょう。地方自治体に身をおく私も、さらに強い危機感を感じています。