2016年4月2日土曜日

不肖・三田登がモノ申す!(57)

それ見たことか!「特定秘密保護法・情報監視審査会」に監視機能なし!
何が秘密かは監視役にも教えない。「政府による特定秘密指定をチェックする衆参両院の情報監視審査会の報告書からは、行政機関が開示を阻めば、国民の代表の目も届かないという現実が浮かび上がる。審査会は特定秘密保護法の成立直前に設置が決まったが、不十分な監視機能しかない制度の欠陥も改めて示された(朝日新聞)」。監視委員会が機能しない代物であることは、当初から指摘されていたことです。

山田健太・専修大学教授は、「まっとうな秘密管理の精度として成立しえない恐れが明らかになった」と指摘しています。「秘密の内容すら秘密」では監視しようがありません。

特定秘密法の「秘密」の対象は、国の安全保障に関係する「外交」「特定有害活動の防止」「テロ活動の防止」とされていますが、対象となるかどうかの基準は、どうにでも拡大解釈できるほど曖昧であり、諮意的に「秘密だ」と言えば「秘密」になるのです。対象者は罰せられ、国民の知る権利は形骸化する。そして国民の目も口も耳も奪い、国民を統制し、戦争法のもとに日本は世界中に、いつでもどこでも戦争にはせ参じる国になります。

やはり、秘密法も戦争法も廃止させなければなりません。そのためには参院選あるいは衆参同時選で、国民の声と行動で、アベ自公政権を叩き潰さなければなりません。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。