2015年6月5日金曜日

不肖・三田登がモノ申す!(26)

~ 「八千代市・戦争法案ストップの会(仮称)」結成へ ~
戦争法案ストップへ、呼びかけ人会議が開催されました!

許すな!戦争参加への11法案
安倍内閣は「解釈改憲」を振りかざしながら、今国会で安保法制改定=戦争法案化を強行しようとしています。国家を支える立憲主義を根底から否定しているのが安倍内閣なのです。戦後最悪の内閣だと言っていいでしょう。

10の「平和安全法整備法案」から専守防衛の理念を外して改悪し、また、「国際平和支援法」すなわち自衛隊海外派遣恒久法を新設し、11の戦争法案を今国会で議席数にまかせて成立させようとしています。成立後のチェック役が「国家安全保障会議(日本版NSC)」で、司令塔となるのが首相、官房長官、外相、防衛相によって構成される「4大臣会議」ですから、もはや論外です。

成立させるな!国民不在の戦争法案
朝日新聞による5月17日付けの世論調査によると、「今国会で成立させる必要があるか」という質問に60%が「必要ない」と答え、「必要がある」と答えた人は23%にすぎませんでした。また、共同通信の5月31日付けの世論調査では「十分に説明しているとは思わない」が実に81.4%となっています。

つまり、国民にろくに説明もせずに、合意もなく、「アメリカとの約束だから早く決めてしまえ」という安倍内閣の思惑だけで戦争法案が決められようとしているのです。安倍内閣が唱える「積極的平和主義」とは「積極的に戦争参加する」という意味であることが完全に明らかになりました。反対の世論はさらに増えていくことでしょう。

自民推薦の憲法学者も法案にレッドカード!
去る6月4日の衆院憲法審査会で、自民党など各党の推薦で参考人招致された憲法学者3人が全員、「集団的自衛権行使を可能にする新たな安全保障関連法案は憲法違反」との見解を示しました。本日づけ(5日)の朝日新聞では「安全保障関連法案にレッドカードをつきつけた」と報道しています。

草の根運動で戦争法案をつぶそう!
全国的に戦争法案反対の運動が盛り上がっていますが、八千代市でも取り組みが開始されました。戦争法案ストップへの呼びかけ人会議が約60名の市民、市民団体、議員などで組織され、私も呼びかけ人となっています。今後、さらに共同の輪が拡がることでしょう。

そして、去る6月5日、八千代市民会館において、第1回呼びかけ人会議が開催されました。千葉県弁護士会の宮腰直子弁護士から「戦争法案と憲法」と題した講演がありました。

続いて①「八千代市・戦争ストップの会」の結成。②戦争法案廃案の一点で共に行動する。③そのために市民に向けてのアピール、学習、宣伝、署名、集会など草の根運動を展開する。④事務局体制が確認され、当面の運動として、宣伝・署名、各団体への申し入れ、国会や各種集会参加。などが提案され、八千代市で大決起集会を開くことも確認されました。多数の市民が参加して、午後6時から始まり、予定の午後8時を大幅に超える真剣な議論が続きました。

八千代市議会でも市民から「安保関連法案に反対する意見書を提出することを求める」請願が提出されています。私も紹介議員になりました。しかし、議長の諮問書に「本市の事務に関連しないが…」とされていました。今回の戦争法案が地方政治にも深く係る性質の問題であることを敢えて「事務」の問題に置き換えることは間違いです。会期中の6月議会でも市議として戦争法案反対の声を上げていきたいと思います。

夜の8時過ぎまで真剣な議論が続きました。(正面は宮腰弁護士)




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