2013年11月27日水曜日

三田登と共に市政を考える会⑥

12月議会へ台風26号被災者の救済措置を求めて陳情書を提出!
12月議会が本日(27日)から始まりました。そこで、10月の台風26号による浸水被災者に対する救済と今後の具体的な対策を求めて、三田を筆頭陳情者に、いずれも被害が大きかった大和田地区、八千代台北地区の市民が陳情書を提出しました。

このたびの災害はサイレンが鳴らないなど行政側の不手際もあり、人災の側面も否めません。しかも、床上浸水被害に僅か2万5千円の見舞い金。床下浸水には車が浸水しても対象外という市の対応には、説明会で会場が定員オーバーしたことに見られるように、各被害地区の市民からも抗議の声が拡がっています。下記に陳情内容を掲載し、陳情に対する議会の動きについては今後、報告したいと思います。

[陳情書](抜粋)
台風26号による大和田地区、八千代台北地区、その他地区における浸水被災者に対する救済措置と今後の対策を求める件


[陳情要旨]
表題の台風にともなう大量の降雨のため10月16日の早朝に1号幹線水路(高津川)の水位が上昇し、大和田地区(左岸)の約130所帯および八千代台北16・17丁目地区(右岸)の約100所帯、その他地区の約380棟が床下・床上の浸水により、家屋・家財あるいは自動車などに多大の損害が発生しました。浸水はとりわけ京成電鉄線路より北側300m程度までの範囲に集中しており、京成電鉄線路下の暗渠部分がネックになっての事故と思われます。

近年は世界的な気温上昇による降雨量の増大が予測され、1号幹線水路についても河川の管理を担当する関係者は台風あるいは異常気象による集中豪雨への対策の必要性を認識していたはずですが、1号幹線水路が船橋・習志野・八千代・千葉の4市による事業体によって共同管理されており、事前に八千代市単独で災害発生を防止するための適切な対策・水路の改修を実施することが出来ず、水路の設計容量を超える降雨に遭遇してもなすすべもないままに経過したものと判断します。

なお、先般の大和田地区・八千代台北16・17丁目地区の被害者への説明会においては、市側から水路の増水警報を付近住民に伝達するために設置されてあるサイレンが整備不良のため作動しなかったために家財・自動車への被害を拡大させる原因となったと説明と謝罪がありましたが、肝心の水害発生の原因についてはまったく言及せず、被害者の住民の反発・不満を募らせる結果となった事実を指摘しておきます。

[陳情内容]
1.
早急に被害者が被った損害について調査を行い、実害に応じた補償を実施されたい。
2.
今後、このようなことが起きないための具体的な水害対策を示されたい。
                                  
                       

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